放課後の居場所づくりの一環として、明治学院大学ボランティアセンターの学生が企画し、大正小学校の4年生~6年生に参加を募り、フードロスについてクイズ形式で考えました。
参加者は、当日参加を含めて6人でした。参加者が少なかったので、急遽、クイズ形式でフードロスについてみんなで考えることにしました。募集イベント名は、「フードロス鬼ごっこ」だったので、走り回る鬼ごっこを期待して、思いっきり体を動かせる...と思って参加した子には少し物足りなかったようです。
始めに、食料の流通過程で、食べられる前に捨てられる食べ物が世界には沢山あることについて考えました。包装が痛んでいるだけで捨てられる、中の食品は問題ないのに包装の印刷が間違っていると捨てられる、曲がった野菜も捨てられる、食べ残しも捨てられる....無駄が多すぎます。子供達も良く理解しています。どこで食料が捨てられるか、思ったことを積極的に話してくれます。たぶん、学校でもこのような話題について勉強しているのでしょう。
次に、3組に分かれてこんなことを考えました。
① なぜ、フードロスは生まれるか
② 20年後はどうなっているか
③ フードロスをなくすにはどうしたら良いか
4年生から、地球温暖化、二酸化炭素...など難しい言葉がどんどん出てきて、クイズを出す学生の方がびっくりする場面もありました。
アンケートを書いて少し時間が余ったので、鬼ごっこの代わりに、子供たちは学生と一緒に卓球で少し汗を流しました。学生からは「小さな子供と一緒に遊べて楽しかった。イベント企画は大変だけど、一緒に遊ぶだけならいつでも来れそう...」という声も...子供たちからは「こんどは、いつ来るの」という質問...
最後に、明治学院大学のボランティアセンターの他グループにも声を掛けてもらって、子供たちと放課後を一緒に過ごす機会を増やすことなどを通じて今日のイベントを終了しました。これからも学生さんには、大正地区センターに気軽に来て子供達と一緒に放課後の時間を過ごしてもらえそうです。